電子マネー35万円、高齢男性を説得したコンビニ店員 署長「感謝」

前田智
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 丹波署は10日、特殊詐欺の被害を防いだ丹波市春日町のコンビニエンスストア「ファミリーマート春日インター店」の店員、津田京子さんに感謝状を贈った。

 署によると、津田さんは10月21日午後4時ごろ、店内で電子マネー35万円分を購入しようとした60歳代の男性に対し、購入額が多額なことから特殊詐欺ではないかと説得。丹波署にも連絡して被害を防いだという。

 男性はインターネットサイトを見ていて会員登録されたと画面に出たため、画面にあった番号に電話。「解約にはお金が必要。コンビニに行って電話して」などと男性の声で言われ、指示されるがまま、電子マネーを購入しようとしていたという。

 津田さんは「被害がなくてよかった」。丹波署の大谷誠司署長は「機転を利かせて止めていただき感謝している」などと述べた。管内では今年、特殊詐欺の被害は確認されていないが、10月末までに寄せられた相談は、前年より多い29件という。(前田智)