林芳正外相、日中友好議連の会長を辞任 「無用な誤解を避けるため」

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 第2次岸田内閣で外相に起用された林芳正氏が11日午前、外務省で就任会見に臨んだ。林氏は就任に伴い、これまで務めていた超党派の「日中友好議員連盟」の会長を辞任すると表明した。「無用の誤解を避けるため」と理由を語った。

 林氏は2017年12月から議連会長を務めていた。翌年5月には訪中し、中国共産党幹部と会談するなど、議員外交を重ねてきた。関係者によると、今月10日に辞任を申し出たという。

 林氏は会見で「外務大臣としての職務遂行にあたり、無用の誤解を避けるために辞めると判断した」と説明。記者から「どんな誤解が想定され、どんな理由で辞めたのか」と問われると、「ご意見等が間接的に報道等を通じて寄せられているということを承知している」と述べたが、「意見」を寄せている相手は明らかにしなかった。

 自民党の保守派などからは、林氏の外相就任に「中国に甘くなるのでは」との声が出ている。

 林氏は「中国に責任ある行動を求めることは、知中派であっても私はできると思っている」との見方も示した。「対話を続けて共通の諸課題について協力を遂行していく上では、全く見も知らないよりは、相手のことをよく知っている方がいいのではないか」と語った。

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    曽我豪
    (朝日新聞編集委員=政党政治、教育改革)
    2021年11月11日16時17分 投稿
    【視点】

    林芳正氏に関してはいち早く、ポスト岸田の可能性や地元山口政界を中心にした安倍晋三氏との関係といった政局的な文脈での今後が取り沙汰されていますが、政局記者としての自分の反省を込めて言うと、やはり先走りが過ぎるかもしれない。 まずは外相として