日韓共同宣言「再確認する」 韓国野党の大統領選候補、関係改善望む

ソウル=神谷毅
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 来年3月の韓国大統領選保守系の最大野党「国民の力」の候補となった尹錫悦(ユンソクヨル)・前検事総長(60)は11日、悪化している日韓関係について「大統領になれば就任後すぐに韓日関係の改善に乗り出す」と自身のSNSに記した。

 同日、進歩(革新)系のシンボルである故金大中(キムデジュン)大統領の故郷である南西部・木浦を訪れる前にSNSに投稿した。金氏は1998年、故小渕恵三首相と「日韓共同宣言」を出した。宣言は日韓の政治家や専門家の間で、日韓関係が発展する基礎を築いたと今も評価されている。

 尹氏は「両国の指導者が心を決めれば、宣言当時の良い関係に戻ることができる。関係改善のため共同宣言を再確認することから始めたい」とした。両国には懸案が多く横たわり関係改善は簡単ではないとしたうえで、「解決できない問題はない。前向きに接すればいくらでも解決できる」とも強調した。(ソウル=神谷毅)