児童養護施設職員が入所していた少女2人と性交か 強姦罪などで起訴

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大宮慎次朗、土居恭子
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 神奈川県内の児童養護施設で2016~17年、施設に入所していた少女2人と性交したとして、職員の30代の男が強姦(ごうかん)罪(現・強制性交罪)などで起訴されていたことが分かった。捜査関係者によると、今年7月と8月に逮捕された際、容疑を否認していたという。

 複数の関係者によると、少女2人は、子どもと職員ら10人程度が暮らす「地域小規模児童養護施設」に入所していた。起訴状によると、男は16年11月中旬ごろ、施設の宿直室内で、少女が13歳未満と知りながら性交したとして、強姦罪に問われている。また、17年12月23~24日ごろには、別の少女が18歳未満と知りながら職員としての立場を利用して宿直室内で性交したとして、児童福祉法違反罪(淫行をさせる行為)に問われている。

 男は当時、職員の1人として少女らの生活支援業務をしていたという。少女の1人から被害の申告を受けて神奈川県警が男を逮捕。男は8月13日に児童福祉法違反罪で起訴され、9月14日に強姦罪で追起訴された。

 施設を設置した社会福祉法人の幹部は取材に「厳粛に受け止め、行政と相談しながら再発防止に努める」と話した。10月に事件の検証委員会を立ち上げたという。

「中で何が起きているか見えづらい」指摘も

 事件の現場となったのは、地…

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    大久保真紀
    (朝日新聞編集委員=子ども虐待など)
    2021年11月12日14時28分 投稿
    【視点】

     虐待などの理由で親と暮らせない子どもたちが生活するのは、できるだけ家庭的な環境に近いところがいいとして、里親や地域小規模施設を増やすというのが国の方針です。その方針の中で地域小規模施設が増えています。施設本体から近い地域に一軒家を借りて、