筑波大離れ、覚悟のマリノス入り 4カ月で迎えた「プロ」デビュー

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照屋健、岩佐友
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 プロ選手として初めてピッチに立ったのは、FC東京に5―0でリードしていた後半23分だった。

 「出場機会がなかったなかで、苦しい時間が多かったですが、このチームでやっていることに間違いはないと思っていました」

 横浜F・マリノスのDF角田涼太朗(22)は振り返る。筑波大から7月に加入して4カ月経ち、11月6日に迎えた「デビュー戦」。プロの厚い壁も見据えたうえでの異例の挑戦だった。

 昨季まで特別指定選手だった角田は現在、大学4年生。来春の卒業を待たずに筑波大蹴球部を離れ、横浜F・マリノスでプレーする選択をした。

 角田は入団時にこう語っている。「大学で3年半プレーして、居心地が良くなりすぎている。上を目指す中、少しでも早くプロでプレーすることがキャリアで重要と思い、決断した」

 ただ、決して簡単に実現したわけではない。筑波大の小井土正亮監督とは、大学3年のころからすでに話し合っていたという。

 群馬・前橋育英高で全国高校選手権を制覇した角田には、高校卒業の段階でJリーグの2クラブからオファーがあった。だが、筑波大に行く道を選んだ。

 「教員免許を取りたい」

 「トレーニングの勉強をした…

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