捜査情報漏らした巡査部長を停職処分 元組員からの金銭も 兵庫県警

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 薬物事件の捜査協力者らに捜査情報を漏らしたなどとして、兵庫県警は12日、芦屋署刑事課の男性巡査部長(54)を停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。巡査部長は「情報を得る上で良好な関係を保つためだった」と認め、同日付で依願退職した。

 県警によると、巡査部長は昨年1月~今年7月、警察署内の端末にアクセスして20回にわたり捜査情報を不正に照会。捜査協力者9人に計31回、電話やLINEで捜査の進捗(しんちょく)情報などを漏らしたという。

 このうち70代女性に知人の犯罪歴を教え、40代女性にも知人の再逮捕情報を漏らしたとして、県警は10月、地方公務員法守秘義務)違反の疑いで書類送検したという。

 また巡査部長は2013~19年、元暴力団員から退院祝いとして商品券5万円を受け取ったり、40万円の借金をしたりするなどの不適切な交際も確認された。

 今年6月、協力者の一人だった女性が他府県警に逮捕され、スマホに巡査部長とのやりとりが残っていたことから発覚した。