東海の地銀が好業績 7行中6行が見通し上方修正 残る1行は……

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内藤尚志
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 東海3県(愛知、岐阜、三重)の地方銀行7行の2021年9月中間決算が12日、出そろった。コロナ禍の経営深刻化を警戒する中小企業を中心に、貸出金の需要が堅調だった。投資信託販売などの手数料も伸び、最終的なもうけを示す純利益は6行で前年同期より増えた。22年3月期通期の純利益見通しも6行が上方修正した。

 金融商品や企業への助言による手数料収入からなる「役務取引」のもうけは、全行で増えた。超低金利で貸出金でのもうけを得にくくなり、各行が競うように力を入れている。

 名古屋銀行は保有株式の売却益もあって純利益が約3倍に増え、過去最高になった。愛知銀行百五銀行は住宅ローンの残高が大きく伸びた。十六フィナンシャルグループも「愛知県の住宅市場は堅調に推移する」(池田直樹社長)とみて力を入れる方針だ。大垣共立銀行と三十三フィナンシャルグループは、貸出先の破綻(はたん)時に対応するためのコストが大きく改善した。

 7行で唯一の減益だった中京…

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