野良猫の不妊手術2千匹突破、8千人超が継続を要望

佐藤修史
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 公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県芦屋市)の協力で、宮崎県内の市民団体が4月から進めている野良猫の不妊去勢手術の件数が年間目標の2千件を超えた。住民からの手術依頼は後を絶たず、「宮崎ねこの会」(事務局・宮崎市)など4団体は基金に対し、来年度の事業継続を求める要望書を県民8269人分の署名とともに手渡した。

 どうぶつ基金は今年度、「地域集中プロジェクト」として大阪、福岡、宮崎の3府県を選定。それぞれ地元の市民団体と連携し、獣医師を派遣したり手術費用を助成したりしている。宮崎では11月11日までに2189匹の手術を終えた。

 「宮崎ねこの会」の山本清美代表によると、県内には手術をしていない野良猫がまだまだ多く、手術を希望する住民からの相談が連日のように続いているという。このため、山本代表が2日に福岡県の「どうぶつ基金病院福岡」を訪れ、基金の佐上邦久理事長に署名簿を提出。事業の継続を求めた。佐上理事長は「3府県以外からの要望もある」としつつ、「宮崎での継続を前向きに検討したい」と答えた。(佐藤修史)