はやぶさ2のカプセル帰還1周年 採取サンプルを12月に公開

岩堀滋
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 【神奈川】相模原市中央区宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所で開発された小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルを格納したカプセルを地球に帰還させてから12月6日で1年。帰還1周年を記念し、サンプルの実物が同日から市立博物館で一般公開される。

 同研究所の管制室から指令を受けて宇宙飛行を続けるはやぶさ2は昨年12月に、サンプルが入ったカプセルを地球に向けて分離。カプセルは豪南部の砂漠地帯に着陸した。カプセルは同研究所に運ばれて開封され、目標の0・1グラムを大幅に上回る約5・4グラムの砂が入っていた。同研究所で今も分析が続いている。

 公開されるのは、砂の一部。展示サンプルは約1~2ミリとごく小さいため、ルーペなども準備して見やすくするという。

 展示は12月6~12日で、午前9時半~午後5時(6日は午後1時半から)。午前9時半(6日は午後1時半)から1時間ごとに定員80人の入場枠を設ける。

 事前申し込みが必要で、同博物館に往復はがき(11月19日必着)か、市ウェブサイトのはやぶさ2特設ページ(同日午後11時59分まで)で申し込む。入場無料。問い合わせは同博物館(042・750・8030)。

 12月12日午前11時から、博物館大会議室でJAXAの橘省吾特任教授がサンプルについて講演する。定員100人で先着順。今月15日から、市コールセンター(042・770・7777)で申し込む。

 12月4日からは、東京都江東区日本科学未来館でも同様の展示がある。同5日にはJAXA最寄り駅のJR淵野辺駅北口で、JAXA関連施設が立地する全国7市町でつくる「銀河連邦」の特産品販売も行われる。岩堀滋