火ぃ噴きまっせー ヤノベケンジさんの巨大作品公開

矢木隆晴
【動画】大型現代アート「ジャイアント・トらやん」がラストファイア―パフォーマンス=矢木隆晴撮影
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 現代美術家、ヤノベケンジさんの巨大作品「ジャイアント・トらやん」が火を噴くパフォーマンスが12日、大阪市住之江区のアートスペース「MASK」で披露された。

 アルミニウムや鉄、真鍮(しんちゅう)などでできており、高さ7・2メートル。「子どもの夢の守護神」を表現しているという。来年2月に開館する大阪中之島美術館(同市北区)に寄贈が予定されているため、現在の場所では最後のファイアパフォーマンスとなった。

 ヤノベケンジさんは、大阪出身で、東日本大震災原発事故からの復興を願った防護服姿の子どもの像「サン・チャイルド」の作者としても知られる。

 ヤノベケンジさんは、約100人の来場者を前に「『ジャイアント・トらやん』は、僕にとっては大仏のようなもの。疫病の天然痘が流行して地震もあった奈良時代に、聖武天皇東大寺に大仏を作ったような気持ち。中之島に移されるということをパフォーマンスとともに祝いたい」と語った。

 来場した女性は「音と連動して火を噴いている所に迫力があった。耳と体に響く。寒い時期に温かいイベントで、楽しかった」と話した。(矢木隆晴)