米中外相が電話会談、首脳会談へ地ならし 台湾めぐり中国側が批判も

北京=林望
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 中国外務省によると、王毅(ワンイー)国務委員兼外相とブリンケン米国務長官が13日、電話会談した。気候変動対策やイランの核開発問題などを協議して両国首脳によるオンライン会談への地ならしを進める一方、王氏は台湾問題をめぐる米側の動きを強く批判した。

 同省によると、王氏は16日の首脳会談について「成功させ、中米関係を健全で安定した発展の軌道に戻さねばならない」と訴えた。ブリンケン氏は「相互尊重の精神で両国関係に関する見方を共有し、世界に強力なシグナルを共に発したい」と応じたとしている。

 両氏はエネルギー安全保障問題などについても議論したという。これらの議題は首脳会談でも取り上げられるとみられる。

 一方、台湾問題をめぐり、王氏は中国側の「厳正な立場」を伝え、「台湾独立勢力への寛容と支持は台湾海峡の平和を破壊する」と、蔡英文(ツァイインウェン)政権への関与を強める米側を批判した。(北京=林望)