将棋界に「藤井時代」の到来 進化とまらぬ19歳、初の序列1位に

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村瀬信也
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 将棋の藤井聡太三冠(19)=王位・叡王・棋聖=が竜王を獲得し、史上最年少で四冠を果たした。現役棋士の序列1位にもなり、名実共にトップに立った。プロ入りからわずか5年で将棋界に「藤井時代」をもたらした。

 12、13の両日に山口県宇部市で指された第34期竜王戦七番勝負の第4局。先手の豊島将之前竜王(31)が採用した戦法は角換わり腰掛け銀だった。終盤、豊島前竜王が99分の長考で決断したのは本命視されていない手順だったが、藤井竜王は冷静だった。持ち時間が残り9分にもかかわらず精密な読みで的確に対応し、その後10手ほどで相手を投了に追い込んだ。タイトル戦を初出場から6回連続で制するのは史上初めて。

 終局後、藤井竜王は四冠達成について問われ、「今期はここまで結果が出せているが、内容的には課題が多いので、そのあたりを今後改善していけたら」と話した。その後の記者会見で「1強時代では」と尋ねられたが、「自分としてはそういう印象はなく、常に危機感を持ってやっている」と気を引き締めた。

 豊島前竜王は「(今シリーズ…

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