防衛省、宮古島に弾薬を搬入 過去の説明違いで住民の間には反発

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 防衛省は14日、陸上自衛隊宮古島駐屯地沖縄県宮古島市)の関連施設の弾薬庫に地対艦・地対空ミサイルを含む弾薬を本格搬入した。弾薬をめぐっては、住民に説明せずに迫撃砲弾などを駐屯地に搬入したことが発覚し撤去した経緯があり、住民が反発していた。

 関係者によると、この日朝、弾薬を積んだとみられる海上自衛隊輸送艦が島西部の平良港(ひららこう)に到着。自衛隊車両で島東部の弾薬庫に運んだとみられる。

 防衛省は2019年3月に宮古島駐屯地を新設。住民には「小銃弾や発煙筒など」を保管すると説明したが、中距離多目的誘導弾と81ミリ迫撃砲弾も搬入したことが明らかになり、住民が反発。4月に島外に撤去したため、弾薬がない状態が続いていた。

 だが今年3月、駐屯地とは別の場所に弾薬庫が完成し、6月に弾薬の一部を空輸。8月にも運ぼうとしたが、市が新型コロナの感染拡大を理由に搬入延期を求めた。今回の搬入で弾薬の態勢が整ったことになる。