福島駅前で80代女性切られけが ナイフ持った男を傷害容疑で逮捕

飯島啓史、笠井哲也
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 15日午後3時50分ごろ、福島市栄町のJR福島駅西口で「男が刃物を振り回して暴れている」と110番通報があった。80代の女性が男に刃物で切りつけられ、けがを負ったが、命に別条はないという。県警は現場で通行人に取り押さえられていた、自称、住所不定無職の高橋清容疑者(69)を傷害容疑で現行犯逮捕した。「記憶にありません」と容疑を否認しているという。

 福島署によると、逮捕容疑は植え込みに座っていた80代女性の腹部を刃物で切りつけ、出血するけがを負わせたというもの。同署は現場から高橋容疑者が所持していた小型ナイフ2本を押収し、動機を調べている。

 同駅西口は東北新幹線の改札に近く、バスやタクシーの乗り場がある。110番通報をした女子高校生(17)によると、当時、現場に人通りは少なく、「キャー」という女性の悲鳴が聞こえた。振り返ったところ、女性が地面に倒れ、近くにいた青色のジャンパーを着た男がナイフを左右に振り回していたという。女子生徒は「ナイフを振り回す姿を見て、逃げた。めちゃくちゃ怖かった」と話した。(飯島啓史、笠井哲也)