工芸品としても一級 弾圧下の日本のキリシタンが教皇に送った奉答書

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西田健作
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 江戸時代初期、キリスト教が禁じられ、弾圧が強まる状況下で、日本のキリシタンは信仰の証しとして、高級な和紙を使った「奉答書」をローマ教皇に送っていた。バチカンと日本の交流についての研究から、そんなことが分かってきた。

 11月13日、最新の知見を発表するシンポジウム「バチカンに眠る日本の記憶――文化と交流450年・教皇の知り得た日本」が上智大学で開かれ、近世から近代までのバチカンと日本の交流の歴史を、研究者がひもといた。

 シンポジウムは、バチカンにある日本関連の資料を研究する「バチカンと日本 100年プロジェクト」の一環で、公益財団法人角川文化振興財団(角川歴彦理事長)が主催、上智大学、朝日新聞社が共催した。

「バチカンと日本 100年プロジェクト」は、来年4月に長崎でもシンポジウムを開催する。今後も研究を継続するため、「文化交流パートナー」と名付けた支援者をクラウドファンディングで募っている。詳細は同プロジェクト(https://vj100.jp/cf/別ウインドウで開きます)まで。

 研究代表を務める上智大学教…

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