来月20歳の愛子さまに勲章授与へ コロナ思い、ティアラ新調せず

杉浦達朗

 政府は、12月1日に20歳の誕生日を迎える天皇、皇后両陛下の長女愛子さまに、同日付で宝冠大綬章を授けることを、16日閣議決定した。また、宮内庁は愛子さまの成年の行事について、誕生日当日が平日で大学の授業があるため、12月1日と、日曜日の同5日に分けて行うと発表した。

 同庁によると、誕生日当日、愛子さまは御所で宮内庁長官らの祝賀を受けた後、両陛下と「お祝御膳」を囲む。5日は午前から宮中三殿の参拝や勲章の親授などを経て、仙洞仮御所(東京都港区)で上皇ご夫妻にあいさつをする。その後、宮殿で皇族方や三権の長から祝賀を受ける。コロナ禍を考慮し、祝宴や茶会などは開かない。

 女性皇族が成年する際につくられるティアラは、愛子さまは新調せず、天皇陛下の妹の黒田清子さんに借りて成年行事に臨むこととなった。側近によると、両陛下と愛子さまはコロナ禍で国民の暮らしに影響が出ていることを考え、新たに作製せず、黒田さんに借りることを頼んだという。(杉浦達朗)