広島カープの鈴木誠也が大リーグ挑戦を表明 ポスティング申請へ

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 プロ野球・広島東洋カープ鈴木誠也外野手(27)が16日、マツダスタジアムで取材に応じ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して、このオフに米大リーグ移籍を目指すと明らかにした。「常にうまくなりたいという気持ちで野球に取り組んできた。もっともっと上で頑張りたいという気持ちがより強くなってきたので、挑戦したい気持ちになりました」と話した。

 広島の鈴木清明・球団本部長は「チームに長年貢献してくれて、誠也なら行ってもできるのではないかと思うし、ファンの方も挑戦してほしいという思いがある感じがしていた。そういう機会がきたときには挑戦してもらいたいというのがあった」と説明。球団として大リーグ移籍を容認する姿勢を示した。

 日本野球機構(NPB)へのポスティングシステムの申請期限は12月5日まで。NPBからの通知を受け付けた大リーグ機構(MLB)が、傘下の30球団に公示。譲渡金を支払う意思を示した球団が鈴木誠と交渉可能になる。

 鈴木誠は東京都出身で、東京・二松学舎大付高から2012年秋のドラフト2位で広島に入団。主軸として16~18年のリーグ3連覇に貢献。俊足強肩の外野手でゴールデングラブ賞を4度獲得した。今季は打率3割1分7厘で2年ぶり2度目の首位打者となり、最高出塁率との2冠に輝いた。自己最多の38本塁打は首位と1本差のリーグ3位。6年連続で打率3割、25本塁打以上を記録した。通算成績は9年間で打率3割1分5厘、182本塁打、562打点。

 鈴木誠は今季開幕前、「行ってみたい、挑戦したいという気持ちは、もちろんあります」と大リーグ挑戦への意向を表明。「高いレベルの人しかいないところでやれば、自分のレベルも上がるかもしれない。打てないで、そのまま辞めることになるかもしれない。そうなったらそれでいい。タイミングがあったら行きたい。若い間に」と話していた。