デザインや工芸、現代に通じる普遍的な魅力 京都で上野リチ回顧展

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 京都国立近代美術館で16日、「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展(朝日新聞社など主催)が始まった。

 ウィーン生まれで日本人建築家と結婚し、京都とウィーンを拠点に活躍したデザイナー、上野リチ・リックスの回顧展。装飾的でモダンな家具などを制作するウィーン工房の一員だった頃の初期作品から、1930年代前後に制作した壁紙や服地などの色鮮やかなデザイン、戦後に手がけた壁画装飾や教育活動までをもたどる、世界初の包括的な展覧会だ。動物や草花を心躍るような色彩感覚で表したデザイン画や工芸作品は、現代にも通じる普遍的な魅力をたたえている。

 2022年1月16日まで。一般1700円など。同年2月18日から5月15日まで、東京都の三菱一号館美術館でも開催。