悩み救った「ゴロリン」の言葉 野口五郎と岩崎宏美夢のデュエット

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杢田光
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 歌手の野口五郎岩崎宏美が、夢の共演を果たした。歌声は優しく溶け合い、漫才コンビよろしくトークの息もぴったりだ。11月24日に初のデュエット曲を発売し、コンサートを開く。

再び交わった2人の道

 今や「ゴロリン」「宏美ちゃん」と呼び合う仲だが、ともに1970年代のデビュー当時の印象は最悪だった。歌番組のスタジオの裏で、足を組んでいたことを野口に注意された岩崎は、「なんて気むずかしい人なんだと思いました。こんなにも仲良しになれるなんて」と笑う。

 半世紀近くを経て、2人の道が交わったのは1年前のこと。番組出演で顔を合わせ、音楽の話で通じ合った。「一緒にやってみようか」と野口が誘ったのも、自然の流れだった。

 ちょうどそのころ、作曲家の筒美京平が亡くなった。「ロマンス」「甘い生活」など数々の名曲を2人にくれた巨匠から、「デュエットしてみたら?」と後押しされた気がした。

ほろ苦くも鮮やかな愛

 新境地を開こうと、野口は作詞家の松井五郎に「振り切って」と発破をかけた。完成した新曲「好きだなんて言えなかった」を、「今までにないデュエットソング」と評する。

 「ねぇ」という呼びかけから…

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