日本一の「ヤッホー」は誰に 和歌山で8年ぶりの全日本選手権

勝部真一
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 「日本一楽しいヤッホーポイント」とされる和歌山県日高川町初湯川の椿山(つばやま)ダム湖畔で、「ヤッホー全日本選手権」が開かれている。動画をインスタグラムに投稿し、「やまびこ」の聞こえ具合などを競う。町の担当者は「大きな声でコロナ禍のストレスも吹き飛ばして」と参加を呼びかけている。

 ヤッホーポイントは対岸の山まで約300メートルで、叫んでから2秒あまりでやまびこが返ってくる。町の担当者は、それよりも遠いと声が小さくなるため、理想の場所だとしている。

 2008年8月に現地で最初の「全日本選手権」が開かれ、13年までに4回、観光客らが挑戦した。しばらく休止していたが、自然を生かした観光振興を目指す町が企画し、8年ぶりの開催になった。通算5回目となる今回は新型コロナウイルス感染防止にも配慮して、初めてインスタグラムを利用した。

 「地形と遊ぶゲーム」とされるやまびこ。ポイントには案内板なども設置されている。「ヤッホー」と長く叫ぶと、途中で返ってきてしまうので、「ヤホッ」と短く叫ぶときれいに聞こえるという。今回の選手権は「お笑い部門」「告白部門」の2部門。聞こえ具合のほか、せりふの内容やパフォーマンスなどを審査基準に大賞などを選ぶ。

 参加者はスマートフォンなどで動画を撮影。インスタグラムの町観光協会公式アカウント(@hidakagawa_kankou)をフォローし、ハッシュタグ「#ヤッホー選手権2021」をつけて投稿する。

 15日に募集を始め、来年1月31日まで受け付けている。大賞には「鳴滝バンガロー」(同町高津尾)の1棟貸宿泊券が贈られるなど、それぞれの部門3人に賞品がある。問い合わせは町企画政策課(0738・22・2041)。(勝部真一)