山梨県産農産物「SDGs」でPR メディアツアーで魅力発見

吉沢龍彦
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 家畜のストレスを減らす動物福祉(アニマルウェルフェア)や地球環境にやさしい農業生産など、山梨県内の農畜水産物生産者の意欲的な取り組みを全国の人たちに知ってもらうため、食や旅行を扱うマスコミ関係者に現地を見てもらう「メディアツアー」が11日にあった。県が催し、雑誌やウェブ媒体などの約20人が参加した。

 一行は東京からバスで訪れた。採卵鶏の有機JAS認証を取得し、動物福祉も実践する甲斐市の「黒富士農場」や、環境に配慮したブドウ栽培と醸造に取り組む南アルプス市のワイナリー「ドメーヌヒデ」を見学した。

 「ドメーヌヒデ」の畑では、剪定(せんてい)した枝を炭にして炭素を地中にため込む方法について説明を受け、ワインと一緒に鹿肉ジビエ料理も味わった。ワインに関するウェブ媒体「WINE WHAT」編集長の岸本佳子さんは「山梨のブドウ畑に来たのは初めて。想像していた以上の景色です」と話していた。

 ツアーには地域活性化を応援する日本航空の客室乗務員「JALふるさと応援隊」の長末美恵子さんと、浦野陸さんも参加した。長末さんは甲府市出身、浦野さんは祖父母が甲州市勝沼のブドウ農家だという。長末さんは「地元出身の私にも新しい発見がたくさんあり、全国に発信したい」と話していた。(吉沢龍彦)