政治資金パーティー収入が4割減、コロナの影響か 都内の収支報告書

軽部理人、釆沢嘉高
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 2020年に東京都内の政治団体が開いた政治資金パーティーの収入総額が前年の約4割減となっていたことが、都選挙管理委員会が17日公表した20年の政治資金収支報告書で明らかになった。都選管は「新型コロナウイルスの感染拡大で政治活動が縮小した可能性がある」とみている。

 公表されたのは、都選管が管轄している4030の政治団体のうち3960団体が提出した報告書。パーティー収入のほか、個人や団体からの寄付も含めた収入総額は104億8500万円(前年比30・2%減)で、都選管が把握している1989年以降で過去最少だった。

 パーティーについては、87団体が計227回開催し、収入総額は7億3466万円だった。前年は141団体が323回開いて11億6126万円を集めており、回数で96回、収入総額で4億2660万円(36%)減っていた。パーティーの収入総額が7億円台となるのは1998年以来だという。

 回数が減ったのは、20年春以降に新型コロナの感染が拡大し、多くの人が集う会合が敬遠されたことが影響しているとみられる。過去、自民党都連は統一地方選都議選前に収入額が1億円を超える都内最大規模のパーティーを開いてきたが、新型コロナを理由に20年中の開催を見合わせた。軽部理人、釆沢嘉高)