西銘復興相が大川小遺構など視察、裏山も登る

原篤司
[PR]

 2日間の日程で宮城県内を訪れている西銘恒三郎復興相は17日、東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が死亡・行方不明となった旧大川小の遺構や展示施設「大川震災伝承館」を視察した。現職の復興相が大川小を訪れるのは初めて。

 西銘氏は献花の後、遺族らでつくる「大川伝承の会」共同代表の鈴木典行さん(56)らの案内で津波の痕跡が残る校舎付近を巡った。素早く津波到達点より上に避難できたはずの学校の裏山にも登り、「ここに来て助かった人は」と質問、鈴木さんの「いないです」との答えに、沈痛な表情を見せた。

 西銘氏は16日に気仙沼市、17日には南三陸町、石巻市女川町東松島市名取市の復興祈念公園や震災遺構などを視察した。(原篤司)