シラスウナギ資源回復を 親ウナギを放流@浜松沖

菅尾保
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 【静岡】減少が懸念されるシラスウナギの資源確保を目的とした「浜名湖発親うなぎ放流事業」の今年の第1回放流が17日、浜松市沖の遠州灘であり、丸々と太った親ウナギ215匹(計約100キロ)が海に放たれた。

 2011年に始まり、県や浜松市、浜松うなぎ販売組合など官民が協力して実施するようになって9年目。この日は漁協や養鰻(ようまん)業者ら関係者が2隻の船で沖合2・1キロに出て、「銀化(ぎんけ)」したといわれる繁殖能力のあるウナギを海に放った。

 今回の放流では太さ7~8センチ、重さ1・5キロほどの大物もいたといい、浜名湖発親うなぎ放流連絡会の加茂仙一郎会長(61)は「たくさんの卵を産んで、多くのシラスウナギになってほしい。未来のある子どもたちにたくさんのおいしい鰻(うなぎ)料理を食べさせてあげたい」と話した。

 今年はあと2回を予定しており、例年並みの約400キロを放流することにしている。(菅尾保)