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ワクチンや薬、緊急時の承認制度を検討 審査の迅速化めざし厚労省 

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市野塊
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 厚生労働省は18日、感染症の流行時にワクチンなどの医薬品を早く承認できる制度の導入に向けた検討を専門家の部会で始めた。新しい薬の安全性は従来通り確認しつつ、有効性は「推定」の段階で認め、期限つきで承認する方向だ。健康被害が出たときの賠償責任を国や企業がどう担うかが課題になる。

 新型コロナウイルス対応で日本はワクチンの承認が米国などと比べて遅く、政府は6月の「骨太の方針」で薬事承認制度の見直しを掲げていた。

 新しい承認制度では、適用条件として、感染症流行や原子力事故、バイオテロ時などの緊急時を想定。そうしたケースでは医薬品の安全性は「確認」しつつ、有効性は「推定」できれば認める方向で議論していく。

 「確認」には、医薬品の使用…

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