インド農機を買収 クボタ、過去最大1400億円

田中奏子
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 農機大手のクボタは18日、インドのトラクターメーカーであるエスコーツを約1400億円で買収し、子会社化すると発表した。世界最大規模とされるインドのトラクター市場は今後も広がるとみており、シェア拡大を目指す。

 クボタは2020年に約160億円を出資。22年3月までに第三者割当増資引き受けや株式公開買い付けで追加出資し、出資比率を53・50%まで引き上げる。同社によるM&A(企業合併・買収)では過去最大となる。

 エスコーツは低価格帯のトラクターを製造販売しており、インドでのシェアは11%で4位。クボタは、部品調達や製造ノウハウを共有し、低価格帯の市場に参入する。30年までにインドでのシェア25%を目指し、さらに欧州やアフリカなどでの展開を狙うという。記者会見した北尾裕一社長は「市場は全世界。両社で新しいトラクターを開発したい」と話した。(田中奏子)