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ドイツで未接種者への制限を強化 電車利用に24時間以内の陰性証明

新型コロナウイルス

野島淳
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 ドイツメルケル首相は18日、新型コロナウイルスのワクチン未接種者への行動制限を強める対策を発表した。ドイツの新規感染者数は急激に増えており、18日発表分で過去最多の6万5千人超となった。放置すれば医療システムが逼迫(ひっぱく)しかねず、対策強化でワクチン接種を促す考えだ。

 対策は16州の州首相との会議で決めた。人口10万人あたりの7日間の入院者数(入院率)が3人を超す地域では、ワクチンを接種したか感染後に回復した人以外は飲食店の利用や催し物などへの参加ができなくなる。6人を超す地域では、ワクチン接種者や回復者でも検査の陰性証明がなければ、ディスコやバーといった客の密着度合いが高い場所が利用できなくなる。

 さらにワクチン未接種者が電車などの公共交通機関を使う場合、24時間以内に受けた検査の陰性証明が求められる。

 昨冬は入院率が15人を超え、1日の死者数が1千人を超すときがあった。現在は入院率が5人超で、死者数は1日200人台。集中治療患者の数も昨冬のピーク時の約6割だが、急速に増えている。メルケル氏は記者会見で「指数関数的な感染者の増加を早急に止める必要がある」と語った。

 ドイツでワクチンの2回接種者は人口の約68%にとどまる。対策強化で接種を促すとともに、3回目の追加接種も急ぐ方針だ。野島淳

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