必要な時に、適切ながんの情報を届けたい――。一般社団法人「AYA(アヤ)がんの医療と支援のあり方研究会」(AYA研)が、主に15歳~30代のがん患者向けのLINE公式アカウントをつくった。ID「@ayaken」で検索、登録できる。
年間2万人が「がん」の診断
AYAは「Adolescent&Young Adult」(思春期と若い成人)の略で、15歳から39歳をさす。
国内では年間で、この年代の約2万人が新たにがんの診断を受けるとされる。
進学や就職、恋愛、出産といった時期と重なり、それぞれに合ったサポートが必要だ。
AYA研のメンバーで、東京都立小児総合医療センター血液・腫瘍(しゅよう)科医師の松井基浩さん(35)らが手がけた。
患者会や体験談、妊娠出産、仕事、医療費、恋愛結婚など19項目から、関心がある項目を入力すると、関連情報を掲載しているリンクが配信される。
見やすくて適切な内容の33…
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