89歳容疑者、過去5年に事故・違反なし 大阪・3人死傷事故

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 大阪府大阪狭山市のスーパー敷地内で乗用車が歩行者をはね、1人が死亡、2人が重傷を負った事故で、車を運転していた横山孝容疑者(89)=自動車運転死傷行為処罰法違反容疑で逮捕=には少なくとも過去5年間、事故・違反歴がなかったことが捜査関係者への取材でわかった。

 75歳以上の人が運転免許更新の際に義務づけられている認知機能検査も、直近の更新時には問題がないと判断されていたという。

 府警は19日、横山容疑者を同法違反(過失運転致死傷)の容疑で大阪地検堺支部に送検した。横山容疑者は17日午後0時10分ごろ、岡田博行さん(87)を車ではねて死亡させ、妻(90)と女性(77)に重傷を負わせた疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、横山容疑者は「路上に車を止めて買い物中の妻を待っている間、サイドブレーキをかけていなかった」と供述したという。

 「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」とも話しているといい、府警は、運転席でトランクを開ける操作をしたところ、車が動き出したことで横山容疑者が動転し、前後進を繰り返して3人をはねたとみている。