中部空港の中間決算は赤字 通期予想も下方修正 黒字化遠く

今泉奏
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 中部空港会社が19日に発表した2021年9月中間決算によると、純損益は62億円の赤字(前年は94億円の赤字)となった。コロナ禍が長引き、旅行客の戻りが想定より遅れていることから、22年3月期通期の売上高は当初予想から21億円減の168億円に下方修正した。

 中間決算は、コロナ禍の影響がより深刻だった前年よりは回復もみられた。売上高は75億円(前年比12%増)、営業損益は61億円の赤字(前年は91億円の赤字)だった。

 一方、通期で年間450万人の旅客を見込んでいたが、330万人に見直した。それでも純損益は125億円の赤字として当初の見通しを据え置いた。コスト削減を重ねて筋肉質な体質をめざすという。記者会見した犬塚力社長は「国内線の便数はピークに比べると7割程度だが、足元では週を追うごとに旅客が戻っている」と述べた。(今泉奏)