ホンダ、船も「脱エンジン」 電動タイプの船外機を開発

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神山純一
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 ホンダは19日、電動船外機の試作品を開発したと発表した。船用外付けエンジン(船外機)の電動化を進める。海のレジャーの人気が高まり、船外機の販売は好調だ。脱炭素に向けて海の乗り物の「脱エンジン」を加速させる。

 静岡県浜松市にある細江船外機工場で18日、試作品の「電動推進機」を公開した。交換式のリチウムイオン電池「ホンダモバイルパワーパック」を2個積み、フル充電なら約20キロの速度で40分ほど走行できる。予備の電池に取り換えれば、さらに長い時間の運航も可能だ。出力は5~6馬力で、レジャー目的など小型船での利用を想定する。モーターで動くため、船外機よりも振動や騒音が減ることも利点になる。

 電動推進機の販売時期は未定だ。本田技術研究所の板井義春常務は「技術はそう遠くない将来に確立できるが、売価が船外機よりも上がってしまう。販売のニーズとの折り合いをつける必要がある」と語る。電池の容量に限りがあり、大型船を動かせる馬力が出せないことも課題となる。

 ホンダは船外機を1964年…

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