米国人解放「国軍トップに働きかけた」 ミャンマー入りの笹川陽平氏

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ヤンゴン=福山亜希
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 国軍がクーデターで権力を握ったミャンマーを訪問している日本財団の笹川陽平会長が18日、最大都市ヤンゴンで朝日新聞の単独取材に応じた。国軍に拘束されていた現地メディアの米国人編集幹部の解放をめぐり、米国側の要請を受けて国軍のミンアウンフライン最高司令官に直接働きかけたと明かした。

 国軍は15日、5月から拘束していた現地メディア「フロンティア・ミャンマー」編集幹部の米国人、ダニー・フェンスター氏を解放した。笹川氏によると、来日した米国の政府高官から解放に向けた仲介役を頼まれたという。

 笹川氏はミャンマー国民和解担当の日本政府代表を務めているが、首都ネピドーで13日、ミンアウンフライン氏と「人道支援をする個人の立場」で面会。「無条件に解放すべきだ」とのかねての要求を、対面で伝えたという。

 笹川氏は2月のクーデター以前から、ミンアウンフライン最高司令官ら国軍側に加え、アウンサンスーチー氏とも関係を維持してきた。

 11月中旬にミャンマーに入り、スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)幹部や、著名な民主化指導者のコーコージー氏、少数民族の政党や武装組織の幹部とも相次いで会談したという。

 1988年や2007年の民…

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