写真をアプリに貼り付けるだけで1万円 副業に消費者庁が注意喚起

川見能人
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 写真をアプリに貼り付けるだけの副業で1万円以上が稼げると事実と異なる勧誘をしたのは、消費者安全法の「消費者の利益を不当に害するおそれがある行為」にあたるとして、消費者庁は19日、情報商材会社「リード」(東京)の社名を公表し、注意喚起した。

 消費者庁によると、リードは今年5月以降、手元にある写真をアプリに投稿すれば、毎回1万円以上を得られると称して、ノウハウを記したテキスト(1部7千円)を購入するよう勧誘。だが、テキストには動画制作や投稿の手順が記され、収入を得るには、サポートプラン(20万~150万円)への加入が必要として、さらに投資するよう誘っていた。「売り上げの見込み額は必ず達成できる」「損することはない」と伝えていたことが、同法の「断定的判断の提供」にあたると判断した。

 消費庁によると、今年5月以降、約5500人にテキスト販売やプランへの加入を勧め、約4億9千万円を売り上げていたという。リードは同庁に「顧客には真摯(しんし)に対応したい」と話しているという。(川見能人)