地元ジーンズショップとアイドルがコラボ コロナ禍からの復活に期待

新型コロナウイルス

魚住あかり
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 地元の老舗ジーンズショップとご当地アイドルが協力し、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ地域経済を盛り上げる取り組みを始めた。互いに持ち味を生かし、相乗効果でコロナ後のV字回復をめざす。

 「静岡の経済の活性化を」と手を組んだのは、1962年創業の老舗ジーンズショップオサダと、県内で活動するアイドルグループ「ロザリオクロス」。今回の取り組みのために書き下ろされたオサダの公式テーマソングをロザリオクロスが歌い、メンバーデザインのTシャツ販売や、ミニライブをオサダの店舗を回って実施している。

 協力のきっかけはコロナ禍だ。ロザリオクロスの所属会社「miuzic」が、オサダの店舗駐車場で音楽フェスを計画していたところ、新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言で中止に。お互いを盛り上げたいと、代わりに考え出されたのが今回の企画だ。

 オサダは、県内各地に店舗を持ち、客層も広い。一方のロザリオクロスは、高い集客力と娯楽性を持つ。互いの長所を掛け合わせれば、集客や新たなファン獲得につながるのではと考えた。

 両者ともコロナの影響は大きい。オサダの売り上げは、コロナ前と比べて半分ほどに減少。営業部長の御守孝志さん(42)は「外出することがなくなり、服を買う機会も減ってしまった」と分析する。

 アイドル業界も影響は深刻だ。サイン会などの特典会がなくなり、収入源を失った。「miuzic」代表取締役の近藤薫さん(48)は「主催のイベントも根こそぎ中止になってしまった」と話す。

 コロナの感染拡大が収まり、消費回復の兆しも見え始めた中、異業種間協力への両者の期待は大きい。御守さんは「お客さんに楽しさを与えたい。ついでにお店にも来てくれれば」、近藤さんは「既存のアイドルファン以外にも魅力を届けることができたら」と相乗効果を期待する。

 CDとメンバーデザインのTシャツは、ロザリオクロスの来店イベントで販売される。問い合わせはOSADA中田店スタッフまで(054・286・8044)。(魚住あかり)

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