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オーストリアで4回目のロックダウン ワクチン接種、拒否すれば罰金

新型コロナウイルス

ベルリン=野島淳
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 オーストリア政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全住民を対象とした外出制限などのロックダウン都市封鎖)を22日から実施し、来年2月からはワクチン接種を義務づける方針を発表した。すでにワクチン接種の未完了者に対して外出制限を導入していたが、一段と強い対策に踏み切った。

 地元メディアによると、全国的なロックダウンはコロナ禍以降で4回目。ワクチン接種を2回終えていても、通勤や生活必需品の買い物、運動を除いて外出が禁じられる。10日後に状況を評価し、続けるかどうか判断する。学校や幼稚園のほか、スーパーなどの営業は認める。正当な理由がなくワクチン接種を拒否する人には罰金が科せられる。

 シャレンベルク首相は19日の記者会見で「このような措置を取らなければならないのは心苦しい」としつつ、「義務がなくても高いワクチン接種率を達成できると考えられていたが、現実を直視しなければならない」と語った。

 オーストリアでワクチン接種を2回終えたのは人口の約64%で、欧州連合(EU)平均をやや下回る。一方で、人口当たりの新規感染者数はEU平均の3倍以上になっている。

 スロバキアスロベニアでオーストリアを上回る感染爆発が起きるなど、欧州各地で新規感染者数が過去最高を更新し続けている。

 ドイツは入院率に応じて規制を厳しくするほか、公共交通機関を使うには24時間以内に受けたコロナの検査での陰性証明が必要となる。オランダは飲食店などを午後8時に閉めるといった部分的なロックダウンを再導入した。(ベルリン=野島淳

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