中3が発案、観光キャラ「呉氏」のポストが誕生 青くて目も口もある
能登智彦
広島県呉市の公式キャラクター「呉氏」のデザインをあしらったポストが20日、呉市宝町の大和ミュージアムの施設前にお目見えした。
高さ約138センチ、幅約81センチ、奥行き56センチで、呉氏と同じ青色を基調にし、正面に目や口を配し、側面に戦艦大和などが描かれている。市内の企業などでつくる呉自社商品開発協議会が作り日本郵便に寄贈した。市立東畑中3年の岩土(いわつち)悠哉さん(15)の発案で、同協議会のコンテストで選ばれて実現した。
この日の除幕式には呉氏や日本郵便の関係者らが参加。岩土さんは「まさか実現するとは思っておらずうれしい。手紙はぬくもりがあるので時々書いており、今後も続けたい」と話し、さっそく友達に宛てて投函(とうかん)した。呉氏は2017年に登場した観光PR用のキャラクター。(能登智彦)