フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権が21日、愛知・日本ガイシアリーナであり、男子で三浦佳生=東京・目黒日大高=が初優勝を飾った。ショートプログラム(SP)7位からの大逆転劇を演じた。
「こういう時もある。仕方ない」。優勝候補だった三浦は前日のSPで7位。氷にできた穴にはまってトリプルアクセル(3回転半)に失敗し、沈んでいた。だが「どうしようと思ったけど、先生や友人に励まされた」といい、フリーは気持ちを切り替えた。
この日のフリーは4回転サルコーとトーループの2本を成功。もう一つ予定していた4回転は転倒したものの、「僕の中でもいい4回転が跳べた」。最後までスピードを落とすことなく、「ポエタ」を演じた。
得点表示が出ると、佐藤紀子…

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