将棋の里見香奈倉敷藤花がタイトル防衛し、女流四冠を堅持

佐藤圭司
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 将棋の女流タイトル戦の一つ、第29期大山名人杯倉敷藤花(とうか)戦三番勝負(岡山県倉敷市など主催)の第3局が21日、倉敷市で指され、タイトル保持者の里見香奈倉敷藤花(29)=女流名人女流王位女流王将と合わせ女流四冠=が挑戦者の加藤桃子清麗(せいれい)(26)に110手で勝ち、シリーズ成績2勝1敗でタイトルを防衛し、女流四冠を堅持した。7期連続、通算12期目の倉敷藤花獲得で、女流タイトルの通算獲得数は46期(清麗2期、女王1期、女流王座4期、女流名人12期、女流王位7期、女流王将8期、倉敷藤花12期)となり、自らが持つ歴代1位の記録を更新した。一方、加藤清麗は17日に里見当時女流五冠から清麗のタイトルを奪取したばかりだったが、連続でのタイトル奪取は成らなかった。

 終局後、勝った里見倉敷藤花は「今回は他棋戦と並行してのタイトル戦でしたが、なんとか気力を振り絞って自分の全力を尽くすことが出来たかなと思います」、敗れた加藤清麗は「(三番勝負が)終わっちゃったんだなという悲しさがあって……。結果は残念ですが、仕方ないです。(自分の)力が足りなかった。里見さんが強かった」と話した。

 女流将棋界の八つのタイトルを里見女流四冠、加藤清麗のほか、西山朋佳女流三冠(26)=白玲・女王・女流王座=の3人が分け合う形となっている。(佐藤圭司)