囲碁若鯉戦で上野優勝 男女競合公式戦での女性棋士優勝は2人目

尾崎希海
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 囲碁の第16回広島アルミ杯若鯉(わかごい)戦の決勝が21日、広島市で打たれ、上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(20)が西健伸(たけのぶ)五段(22)を破って優勝した。男女競合の公式戦で女性棋士が優勝するのは、昨年同戦を制した藤沢里菜女流本因坊(23)に続き2回目。

 若鯉戦は、30歳以下で七段以下の棋士が参加する1手30秒の早碁の若手棋戦。予選を勝ち抜いた16人による本戦トーナメントが20日から開かれていた。

 力強い攻めで「ハンマー」の異名をとる上野は初戦から本領を発揮し、すべて中押し勝ちで決勝に進出。初戦で藤沢を破った西との決勝も得意とする戦いの碁に持ち込み、次々に最強手を繰り出して圧倒した。

 上野は「(藤沢の記録に)自分が続けるとは思っていなかった。びっくりだし、うれしい」と喜びを語った。(尾崎希海)