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臓器提供、コロナ流行前の4割減 集中治療や救命救急の負担が影響か

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野口憲太
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 新型コロナウイルス感染症の流行を受け、国内の臓器提供が減っている。昨年(2020年)の亡くなった人からの提供は計78件で、コロナ流行直前の19年と比べて約4割少なかった。今年も過去10年で最少ペースだ。新型コロナへの対応で、救急や集中医療の現場に負担がかかったことが要因だという。

 国内では、1997年10月に臓器移植法が施行され、事前の本人の意思表明に基づいて、脳死と判定された人から心臓や肺、肝臓などの臓器が提供できるようになった。心停止で亡くなった人からは腎臓や眼球が、法施行前から提供できた。

 臓器移植法の改正に伴い2010年7月から、本人の意思が確認できなくても家族の同意で提供できるようになった。以降、脳死と判定された人からの提供は増え、心停止の提供は減る傾向にあった。

 日本臓器移植ネットワーク(…

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