人気芸妓の紗月さん、祇園の花街を去る 「外の世界を見てみたい」

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大貫聡子
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 京都五花街の一つ、祇園甲部きっての人気芸妓、紗月(さつき)さん(27)が今月、結婚を機に花街を去った。花街だけでなく海外やテレビでも活躍して、存在感を放った。しばらくは東京で暮らすが、いつか京都に戻ってくる予定だ。

 紗月さんは大阪府出身。中学校を卒業後の2011年に舞妓として店出し(デビュー)して、15年に芸妓に「襟替え」した。祇園で年間売り上げトップの芸舞妓に贈られる「売花奨励賞1等賞」を7年連続で受賞。テレビに出たり、タイ国政府観光庁のポスターに起用されたりと、お座敷の外でも人気だった。「人に恵まれて本当に楽しい10年でした」と振り返る。

 引退を決めたのは今年5月。以前は「30歳までは全速力で走り続けたい」と考えていたが、コロナ禍で気持ちが変わった。

 春が来る前のほんのひととき

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