大阪「お初天神」近くの火災、鎮火確認 10棟焼ける

【動画】大阪・お初天神近くで発生した火災の被害状況が判明=西村正志、小若理恵撮影
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 「お初天神」として知られる大阪市北区の露天(つゆのてん)神社近くで20日夜に発生した火災は、21日午後6時に鎮火した。大阪府警によると、火災で計10棟、計約360平方メートルが焼けたが、けが人はいなかった。大阪府警は、22日以降に出火原因などを調べるため、現場検証を始める。

 曽根崎署や大阪市消防局によると、20日午後8時10分ごろ、同市北区曽根崎2丁目の焼き鳥店から火が出ていると、近くの店の従業員から119番通報があった。木造2階建ての建物には、居酒屋やバーなど5店舗が入っていた。消防車計52台が出動するなどして火は約2時間半後にほぼ消し止められた。

 21日午前、付近には規制線が張られ、消防士が消火活動を続けた。現場は狭い路地に飲食店が立ち並ぶエリア。市消防局によると、建物が崩落しそうで消火活動が難航した上、火種が残っていないかを慎重に確認していたため、鎮火の確認までに時間がかかったという。

 火災で焼けた居酒屋の常連客の男性(50)は、「このあたりは木造が多く、火事になったら全部燃えてしまうだろうと思っていた」と話した。