老舗だるま店、5代目は派手好き32歳 多言語を駆使して販路拡大

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中村瞬
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100年以上続くだるま店5代目 中田千尋さん(32)

 カラフルに彩られたネイル、カールしたまつ毛、ツヤのある長い茶髪。自身でも「派手好き」と認める。人一倍、外見に気をつかうのは「縁起物を作っているのだから、身なりをきれいにして、自分らしく明るくありたい」が理由だ。

 全国一のだるまの産地・群馬県高崎市で100年以上続く「大門屋」の5代目で、三姉妹の末っ子。父で4代目の純一さん(69)は店について、かねて「家族で継ぐ者がいなければ別の人に譲る」と言っていた。

 幼少時から、帰宅したら店に直行するくらい店が好きだった。就職を考える年齢になるにつれ、「帰る場所がなくなるのは困る」と感じるようになった。大学では国際学部に進んだが、家業のことが頭の隅にあり、日本文化を専攻した。

 大学卒業後、貴金属店で1年…

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