日韓関係が悪化しても…韓国政府が日本にラブコール送る「PKO」

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ソウル=鈴木拓也
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 韓国・ソウルで12月7、8両日に国連平和維持活動(PKO)の閣僚級会合が開かれる。文在寅(ムンジェイン)政権は岸信夫防衛相林芳正外相の出席を要請しているが、日本側は閣僚級の出席は見合わせる方向だ。悪化する日韓関係も影響しているとみられるが、韓国側がそれでもラブコールを送り続ける真意はどこにあるのか。元韓国国防省国防改革室長で、PKO閣僚級会合の準備に携わる洪圭徳(ホンギュドク)・韓国平和活動学会長に聞いた。

 ――ソウルでのPKO閣僚級会合には80カ国以上が参加する意向を示す一方で、閣僚が出席する国は多くないとの見通しを聞いています。韓国政府が日本に岸防衛相や林外相の出席を求めるのはなぜですか。

 国連が紛争地域の平和の維持を担うPKO活動で、日本はアジアの国々を常にリードしてきた。平和維持は、紛争当事者の間に立って、停戦や軍の撤退の監視などを行うだけでは成り立たない。人道支援や開発協力も重要だ。

 日本は治安を維持する自衛隊…

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