対中姿勢「バイデン氏は甘い」 日韓台米の協力強化を 前駐日米大使

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ワシントン=望月洋嗣
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 米トランプ前政権で駐日大使を務めたウィリアム・ハガティ上院議員が朝日新聞の取材に応じ、最近の中国の動きを牽制(けんせい)し、日本の防衛予算増額などを求めた。主な一問一答は以下の通り。

 ――オンラインでの米中首脳会談を経ても、米中間の対立関係に改善の兆しは見られず、東アジア情勢は難しい局面にあります。

 米国の安全保障上の成功は日本との同盟強化がカギだ。中国が悪意に満ちた態度を強めるなかではなおさらだ。中国が南シナ海でサンゴ礁を破壊してつくった人工島は事実上の軍事施設だ。その現場は、世界で最も混雑した船舶の航行路にも近い。中国は尖閣諸島で嫌がらせを続け、台湾の空域に侵入した。新疆ウイグル自治区ではジェノサイドが起き、香港から民主主義と自由を奪った。経済分野では知的財産を盗み、産業に補助金を出している。中国企業との競争は公正ではない。中国でのビジネスは参入障壁が高く難しい。中国共産党に取り入る必要もある。中国企業は我々と同じルールでは競争していない。

 ――米中首脳会談をどう評価しますか。

 バイデン大統領は「普通の競…

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