京王線切りつけ「惨殺する計画を実行」 放火と殺人未遂容疑で再逮捕

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 京王線の車内で乗客が刺されるなどした事件で、警視庁は22日、住所不詳、無職の服部恭太容疑者(25)=殺人未遂容疑で逮捕、処分保留=を現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認め、「死刑になるための有効かつ効率的な手段として多くの人を惨殺する計画を実行した」と話しているという。

 捜査1課によると、服部容疑者は10月31日午後8時ごろ、東京都調布市を走る特急電車(10両編成)で乗客に向けてライター用のオイルをまいて火を付け、床0・11平方メートルを焼損させたほか、会社員の女性(60)ら複数の乗客を殺害しようとした疑いがある。2リットルのペットボトルに詰めたオイルをまき、さらに500ミリリットルのペットボトル2本に詰めたオイルも投げつけて、火が付いたライターに引火させた可能性が高いという。

 車両には防犯カメラがなく、同課は乗客がスマートフォンで撮影しSNSに投稿した動画を解析して状況を調べている。被害者の特定はなお続けており、炎が上がった周辺にいた10~60代の男女15人前後になるとみている。

 服部容疑者は直前まで都内のホテルに宿泊していた。捜査関係者によると、「ホテルの浴室でペットボトルに入れた水をまき、練習した」と供述しているという。電車に持ち込んだリュックサックには、ほかにもオイルの入ったペットボトルがあった。使わなかった理由を「火柱が上がり、煙がすごかった。自分はここでは死なないので引き返した」と話しているという。

容疑者、事件直前まで家族とやり取り

 服部容疑者は福岡市の小中学…

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