対話不調、長崎県が県道工事の新たな工区着手 石木ダム

小川直樹
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 長崎県佐世保市が川棚町で進めている石木ダム建設事業に関連する県道付け替え工事について県は、新たな発注を見送っていた2工区(1・7キロ)の工事に今月から着手したことを明らかにした。

 付け替え予定の県道は計2・8キロ。現在工事中の1工区(1・1キロ)は、反対住民が座り込みの抗議をしている区間を除き大半が舗装まで完成した。

 県は、水没予定地の川原(こうばる)地区に暮らす13世帯の反対住民との対話に向け、本体工事への着手や県道付け替え工事の新たな発注を見合わせてきたが、協議は不調に。そこで県は9月からダム本体工事に着手し、県道付け替え工事について10月に2工区内で水没地区をまたぐ橋の橋脚部の工事契約をしていた。(小川直樹)