第14回【新聞と戦争・アーカイブ】社論の転換:13 その要因

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【2007年8月21日夕刊2面】

 軍を批判することは、新聞にとって当時、どの程度の覚悟を要する行為だったのか。

 満州事変が起きた直後の31年10月14、15日、東北地方の有力紙・河北新報は、「東京支局、A記者」の評論コラムを連載した。

 「満洲事件勃発(ぼっぱつ)以来、三宅坂(陸軍)の独り舞台」「三宅坂が日本の国家を代表してゐる」などと、軍の専横ぶりを批判する内容だった。

 怒った仙台連隊区司令官は…

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