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無関係の人の情報取得→保存期限過ぎ容疑者特定できず 大阪府警

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 大阪府警が、大阪市内の駅改札でのトラブルでけがをしたとの被害届を受けて捜査していた事件で、容疑者とみられる男と間違え、無関係の人の改札機利用データを取得するミスがあったことがわかった。ミスに気づいた時点で改札機の利用データは消えており、容疑者は特定できていない。府警は被害届を出していた男性側に謝罪した。

 被害届を出していたのは40代の男性会社員。

 男性によると、昨年7月20日朝、大阪市中央区の南海難波駅で改札機にかざそうとしたスマートフォンが横から割り込んできた男のスマホと接触した。改札機から通過音がした直後、エラー音も鳴って扉が閉まった。男はスマホをかざし直して先に改札機を通り抜け、直後に続いた男性にひじ打ちをしたという。

 男性は腹部打撲で2週間のけがをし、翌日、府警南署に被害届を出した。

 捜査関係者によると、捜査を始めた府警の捜査員は数日後、改札機内に残っていた利用履歴データを調べた。この際、男の直前に改札を通過した人のデータを誤って持ち帰ったという。

 府警は昨年11月、事情を聴くため、データの名義人に来署を求めた。11月25日に南署で話を聴き、改札口の防犯カメラ映像も確認したところ、この人は無関係だと判明した。捜査員は履歴を調べ直そうとしたが、保存期限を過ぎていてすでに消去されていたという。

 男性によると、捜査員は11…

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