米国判事が手にした★48個の星条旗 日系人収容所を忘れないために

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サンノゼ=五十嵐大介
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プレミアムA「日米開戦80年」

 10月初旬、カリフォルニア州サンノゼの日本人街の一角で、数十人の日系人らが集まっていた。中央のテーブルには、大きな星条旗が広げられている。

 「収容所にいたんですか?」

 「何か覚えていますか?」

 Tシャツにキャップ姿の男性が、お年寄りらに話しかけていく。

 イベントを主催していたサンノゼの判事、ジョニー・ゴーゴー(53)だ。

 ゴーゴーは今年3月、かつて日系人強制収容所にいた人や、収容所から軍隊に入り、第2次大戦を戦った人たちの署名を星条旗に書いてもらう活動を始めた。強制収容所という負の歴史を風化させないためだ。

自分は何ができるのか…手に入れた星条旗

 ゴーゴーが日系人の歴史に興味を持ち始めたのは、日系人の同僚判事、ロベルタ・ハヤシの影響だった。 ハヤシは7年ほど前から、故フレッド・コレマツに関するイベントに取り組んでいた。コレマツは戦時中、強制収容を拒否して逃亡、逮捕され、無罪を訴え続けた人権活動家だ。

 日本人街でのハヤシが開くイ…

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